監査ログベースのリソースグループ設定
StarRocks では、Resource Groups がユーザーの識別やクエリタイプなどのクラシファイア(分類器)に基づいて CPU、メモリ、同時実行制限を割り当てることで、リソースの分離を効果的に行います。この機能は、マルチテナント環境での効率的なリソース利用を実現するために不可欠です。
従来のリソースグループ設定は経験的な判断に依存することが多いです。しかし、監査ログテーブル starrocks_audit_db__.starrocks_audit_tbl__ からの過去のクエリデータを分析することで、管理者はリソースグループの調整にデータ駆動型アプローチを採用できます。CPU時間、メモリ消費、クエリの同時実行数といった主要な指標は、実際のワークロード特性に関する客観的な洞察を提供します。
このアプローチは以下を助けます:
- リソース競合によるクエリ遅延の防止
- クラスターのリソース枯渇からの保護
- 全体的な安定性と予測可能性の向上
このトピックでは、監査ログから観察されたワークロードパターンに基づいて適切なリソースグループパラメータを導き出すためのステップバイステップのチュートリアルを提供します。
注記
このチュートリアルは、AuditLoader プラグインを使用した分析に基づいており、クラスター内で直接 SQL ステートメントを使用して監査ログをクエリできます。プラグインのインストールに関する詳細な手順については、AuditLoader を参照してください。
CPU リソースの割り当て
目的
ユーザーごとの CPU 消費を決定し、cpu_weight または exclusive_cpu_cores を使用して CPU リソースを比例配分します。