📄️ カタログ、データベース、テーブル
StarRocks は内部カタログを使用して内部データを管理し、外部カタログを使用してデータレイク内の外部データにアクセスします。StarRocks に保存されたデータは、1 つ以上のデータベースで構成される内部カタログ内で管理されます。データベースは、データを保存、管理、および操作するために、テーブル、マテリアライズドビュー、ビューなどのさまざまなオブジェクトを管理します。StarRocks は、オブジェクトに対する操作を行うユーザーの権限を制御する権限システムを採用しており、データセキュリティを強化しています。
📄️ テーブル概要
テーブルはデータストレージの単位です。StarRocks のテーブル構造を理解し、効率的なテーブル構造を設計することで、データの組織化を最適化し、クエリ効率を向上させることができます。また、従来のデータベースと比較して、StarRocks は JSON や ARRAY などの複雑な半構造化データをカラム形式で保存し、クエリパフォーマンスを向上させることができます。
🗃️ テーブルの種類
5項目
📄️ データ圧縮
StarRocks はテーブルとインデックスのストレージに対してデータ圧縮をサポートしています。データ圧縮はストレージスペースを節約するだけでなく、I/O 集約型タスクのパフォーマンスも向上させます。これは、StarRocks が各リクエストに対してディスクから読み込むページ数を減らせるためです。ただし、データを圧縮および解凍するためには追加の CPU リソースが必要です。
🗃️ インデックス
6項目
📄️ [Preview] 行と列のハイブリッドストレージ
OLAPデータベースとして、StarRocksは元々列指向(カラムナ)ストレージにデータを保存しており、集計クエリのような複雑なクエリのパフォーマンスを向上させます。v3.2.3以降、StarRocksは行と列のハイブリッドストレージでのデータ保存もサポートしています。このハイブリッドストレージは、主キーに基づく高い同時実行性、低遅延のポイントクエリや部分的なカラム更新に適しており、列指向ストレージに匹敵する効率的な分析機能を提供します。さらに、ハイブリッドストレージは prepared statements をサポートしており、クエリパフォーマンスとセキュリティを向上させます。
🗃️ データ分散
5項目